たとえばなにかプロジェクトをはじめた時に、うまくいかないポイントがあると思います。うまくいかない原因を人の能力や環境のせいにしてしまうことがありますが、ほとんどの場合「プロセス」が原因であることが多いです。
プロセス…物事の順序・流れですね。電流でもそうですが、流れの途中で問題が起こると電気が付きません。これは電流が流れるために必要な「プロセス」に問題が起こったからですよね。
電流の場合はわかりやすいですが、複数の人が関わるプロジェクトだと、どうしても担当者の能力や環境に問題があると思いがちです。
「あいつができないからうまくいかない」
「この人数じゃ無理だ」
そうではなく、プロセスに目を向けると問題解決がしやすくなります。人や環境に文句をいったところで、自分でそれを変えることはなかなか難しいからです。
まずはうまくいかなかったポイントを見つけます
↓
うまくいかないポイントの1つ前のステップを見直します
(ここに問題がある事が多い)
↓
見つけた問題を改善して再度試します
ざっくりですが、こんな感じで進めていくと問題解決できます。
ステップを見直した時に問題が人だとわかったとします。その場合、その担当者が問題なのではなく、そのステップにその担当者を選出した「選出プロセス」に問題があります。
さらにいうと、適していない人材を採用してしまった「採用プロセス」にも問題があるのかもしれません。
このように人や環境のせいにするのではなく、プロセスに目を向けると改善が一気に進みます(プロセスの改善は自分でコントロールできるので)。人や環境のせいにする前に、プロセスを見直してみませんか?
PS
とはいえ人は感情で動く性質があるので、意識しないと難しいですが。。。
PPS
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