事実と感情は切り離さないと、間違った方向に進む

学び
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こんにちは。Web集客仕組みビルダーの吉崎です。

今回の記事はちょっと長いかもしれません。

あなたはこの世界が、どんどん悪い方向に進んでいると思いますか?
貧富の格差が広がって、金持ちと貧乏の差がどんどん広がっていると思っていますか?

 

スマホが普及した現在、欲しい情報は気軽に入手できるようになりました。なので情報が溢れ、情報の取捨選択が増加。いったいどの情報が正しいのか、という新たな悩みが増えたと思います。

 

一方、情報が封鎖されて特定の業界(マスメディア)しか入手できないという状況もなくなりました。なので、情報を知らなかったことによる不利益を回避することも、できる環境になりました。

 

でもそれはほんと最近の話。数十年前は、情報は一部の業界(マスメディア)でしか取り扱えませんでした。そのため、その業界がどのように発信するかによって、情報の受け取り方・印象が変化。それがイメージとなってあなた(国民)に影響を与えてきました。

 

なので、冒頭で質問した
「あなたはこの世界が、どんどん悪い方向に進んでいると思いますか?」
「貧富の格差が広がって、金持ちと貧乏の差がどんどん広がっていると思っていますか?」

に対してあなたがイメージすることは、実はこれまで情報を独占してきた業界によって作られた「イメージかもしれない」というお話です(前置きが長くなりましたね)。

報道陣(メディア)のビジネスモデル

そもそもメディアは偏向報道するビジネスモデル
ここをしっかり理解しておかなければなりません。彼らのビジネスモデルは、「視聴率をあげること・作った記事をできるかぎり多くの人に見てもらうこと」がベースにあります。

 

ということは、国民が何に興味があるのかをリサーチして、その内容について情報発信するものです。そのためには、国民が興味がある部分にフォーカスして情報を流します。そしてその情報は(おそらく)間違っていません。

 

でも注意してほしいのが、国民が興味関心のある情報に対して、邪魔になる情報は流さないということです。それはビジネスモデル上、そうなっています。(デメリットを自ら言う人はあまりいないですよね)

 

たとえば連日報道されているコロナ。あなたはこの報道を見て、違和感を覚えませんか?連日300~400人の感染者がいる(といわれている)にもかかわらず、緊急事態宣言が発令されない。

 

一度緊急事態宣言が発令された時、連日100人声越えが続き、感染拡大を防止するために発令しました。感染者数でみれば今はその時の3~4倍。でも緊急事態宣言にはならない。

 

経済的理由を持ってきて、もっともらしいことを言えばそれっぽいですが、前回の感染者数を基準に考えると、速攻、緊急事態宣言を発令してもいいはずです。

 

でもなぜやらないか。それはコロナ自体が皆さんが思っている以上に「大したことがないもの」だからです。

 

「いやいや、感染者も増えて死人も出ている。やばいでしょ。何いってんのお前」という方もいるでしょうね。たしかに死人も出ています。しかも感染者数も増えていて、とどまることがないような「印象」を受けます。

でも一方で、こんなデータもあります。従来の季節性インフルエンザ。こちらの年間死者数は3,000人です。

コロナの騒ぎが始まったのが1月の下旬位から。今は8月なので約8ヶ月ですね。その間の死者数942名。でも季節性インフルエンザの年間(12ヶ月)での死者数は3,000人。さあ、どちらのほうが死亡率高いですかね?

8ヶ月で死者数942名…1ヶ月平均約118名
12か月で死者数3,000名…1ヶ月平均約250名

コロナでの死者よりも、季節性インフルエンザで亡くなる方の方が2倍多いです。これが事実。でもコロナの方がヤバイ・危険というイメージがありませんか?

それは偏った報道を見た人が受け取ったイメージが、世間を蔓延した結果です。

もう一度お伝えしておくと、メディアが悪いわけではありません。メディアはビジネスモデル上、国民が関心のある情報にフォーカスして配信しているだけです。でもデータ上は、従来の季節性インフルエンザの方が死者数が多いです。

事実と感情は切り分けて考える

ボク達は幸いなことに情報を選べるようになりました。とあるメディアが流した情報を「これホント?」って考えて、自ら調べることができるのです。それはメディアのビジネスモデルを考慮すれば、偏向報道してくる前提で情報を見ることができます。

つまり「コロナ怖い」という感情と、「従来の季節性インフルエンザの方が死亡率が高い」という事実は切り分けて考えないとならないのです。つまり、誰かが出してきた情報に対して「どう反応するかは自分で決められる」ということですね。

今回はコロナを例にしましたが、そういう報道はたくさんあります。これを読んだあなたは、感情に身をゆだねずに、事実をしっかりと見て行動していただけたらと思います。

ちなみに冒頭の質問ですが、
あなたはこの世界が、どんどん悪い方向に進んでいると思いますか?
→データ上では世界はどんどん良い方向に向かっています。

※例
<飢餓>1970年:28%→2015:11%
<乳幼児の死亡率>1800年:44%→2016年:4%
<核兵器>1986年:64,000発→2017年:15,000発

貧富の格差が広がって、金持ちと貧乏の差がどんどん広がっていると思っていますか?
貧困層・中間層・富裕層にわけると、200年前は世界人口の85%が貧困層。現在は世界人口の75%が中間層。→格差は広がっていない

あなたのイメージと事実とのギャップはどうでしたか?重要なのは今の状況にフォーカスするのではなく、過去に比べてどうなのか?ですね^^

まとめ

サラッと書くつもりでしたが、気づいたらけっこうたくさん書いていました。いままでのnote投稿史上、最長の記事になりましたね。

何がいいたかったこと言うと、「もっと俯瞰して(視点を高くして)物事を見ると世界は面白いよ」ってことです^^

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